在宅ワーカー育成セミナー<入門コース>(桶川市)

  • 日 時:2016年9月21日(水)10:00~12:00(相談会 12:00~13:00)
  • 会 場:桶川市商工会議所2階 会議室(埼玉県桶川市)
9月21日(水)、桶川市商工会議所の会議室にて「在宅ワーカー育成セミナー入門コース(桶川市出張セミナー)」が開催されました。これから在宅ワークを初めてみたいと考えている方や、在宅ワークという仕事に興味のある30名の女性が集まりました。

「在宅ワークをはじめるにあたって」 講師:株式会社キャリア・マム 堤 香苗氏

まず、株式会社キャリア・マム堤講師の挨拶から始まり、講義へと続きました。

女性を中心とした在宅ワーカーへの発注を20年以上続けている株式会社キャリア・マム。堤講師は、子どものために外勤を諦めている母親たちの話を聞いて悔しさを感じ、在宅でチームを作り、お互いに補いながら仕事をすればいいのでは、という考えからキャリア・マムをスタートさせたそうです。

「在宅ワークという仕事を難しく考えずに、前向きな気持ちで聞いてみてください」と堤講師。内職と何が違うか、在宅の仕事でどんなところに気をつけるべきかなど、講義は続きました。

パネルディスカッション「在宅ワークセミナー活用術!~先輩受講生トークライブ」

次に、堤講師の進行により在宅ワークセミナー「中核人材育成コース」を受講した相馬さんと、同じく在宅ワークセミナー実践編「在宅コールセンターコース」を受講した佐藤さんを迎えて、パネルディスカッションが行われました。

まずは、越谷市在住で、前職はシステムエンジニアだったという相馬さん。現在は複数のワーカーやグループリーダーを取りまとめる在宅マネージャーの仕事や、システムのマニュアル作成の仕事に携わっています。在宅ワークを始めたきっかけは、「下のお子さんが幼稚園生ということもあり、外に出て働くのが難しかったから」だそうです。

一方で、小学2年生の娘さんを持つ佐藤さんは、グループリーダーとしてワーカーの納品物の検品や進捗管理、電話研修を担当しています。前職として一般職のOLを8年ほど経験された佐藤さんは「在宅ワークは、子どもが小さくても、専門の資格やスキルがなくても始められます」と、在宅ワークの間口の広さに触れ、参加者の背中を押していました。

ここで堤講師からの質問です。「今日の参加者のみなさんは、ほとんどが在宅の経験が全くない方です。みなさんに具体的な仕事スタイルを教えてください。お子さんが出かけてからどこで仕事をしていますか」。佐藤さんは、ご主人が自営業をしていたときに使っていた仕事部屋にパソコン、キャビネットなどの環境を整えて仕事をしているそうです。仕事内容は、現地の地図の調査業務が正しく行われているか、ビル名や道路名などが間違いなく書かれているかなどのチェックだそう。「専用のソフトをオンラインでパソコンにインストールして、すべてそのパソコンで仕事しています。調査員が現地で困らないように、スカイプで研修を行うこともあります」と具体的な仕事内容について説明してくれました。


プライベートと仕事の切り分けについて、佐藤さんは「電話はスカイプを使用していて、電話代は発注会社が負担してくれるので、家計から出すということはありません。小学2年生の子どもが帰ってくると、仕事は一時中断。1~2時間ほど宿題をみています。子どもと向き合う時間がしっかりとれるのは在宅ワークのよいところです」と話していました。公私をきちんと分けてうまく時間を使っている様子がうかがえました。

相馬さんは、普段は仕事部屋で作業をしていますが、夏場は仕事部屋にエアコンがないので、ノートパソコンをリビングの食卓に持ち込んでいるそうです。VBAというプログラム言語を使用しエクセル上で動かせるアプリや、お客さまが見るマニュアルをつくっています。

相馬さんは、在宅ワークのメリットについて「時間管理ができるので、子どもが病気で眠っている時間も使えること。ゲリラ豪雨の時も洗濯物をとりこむことができること」と話します。一方でデメリットは「オンオフがはっきりしないので、子どもが帰ってきても仕事を続けてしまわないように気をつけなければならないこと」だそう。納期が迫ると、夜中子どもが寝た後に仕事をしなければならないことが大変だとも話していました。

「在宅ワークは、自由度が高い働き方ができるのが最大の魅力。仕事の分量も調節ができるので、夏休みなどはしっかり休みをとることができます。また、何を受注するかで仕事を選べるのも在宅ワークのよいところですね」と佐藤さん。逆に今までで大変だったところは、パソコントラブルがあったこと。Windowsの更新でバグが出てしまい、パソコンを初期化したそうです。プライベートの七五三の写真が消え、業者に復旧を頼むと1週間もかかってしまい仕事ができない期間があったとか。「在宅でパソコンを使用している方は、プライベートと仕事用をきっちり分けることが大切」と、受講生にアドバイスしていました。


今年度の講座紹介 株式会社キャリア・マム 堤 香苗氏

パネルディスカッションの後は堤講師から、平成28年度の在宅ワークプログラムの紹介がありました。

「スタートアップコース」は、午前中2時間×3日間の集合研修と、2か月間のOJTトレーニングの両方で学びます。自宅で Eラーニングを進め、OJTに参加することで模擬的に仕事を体験することが可能です。Eラーニングはパソコンがあることが必須なので、パソコンと通信回線が整っている方に受講していただきたいコース。定員の2倍近くの方が申し込まれるので、気になった方は早めの申し込みが必要だそうです。

「スキルアップコース」は、各コース20人限定です。在宅ワーク業務に使える専門的なスキルを磨くことができます。県の事業プログラムが他の職業訓練と大きく違うところは、講座のあとにOJTがあること。仕事を体験することで自信がつきスムーズに仕事を始めることができます。
※※「ライティング基礎コース」、「WEBスタートコース」は7月22日に、「音声起こしコース」、「在宅秘書コース」の申し込みは9月26日に締め切りました。

ほかにも、先輩在宅ワーカーとお話ができる「在宅ワーカー交流会」や、仕事を受けたい在宅ワーカーと仕事を依頼したい企業とのマッチングをする「ビジネスマッチング交流会」を開催。ぜひ足を運んでみてください。

在宅ワーク相談会

セミナー終了後の「在宅ワーク相談会」では、堤講師、パネリストの相馬さんと佐藤さん、株式会社キャリア・マムの在宅マネージャーが参加しました。
向かい合わせにした机では、「パソコンが苦手ですが、私にもできる仕事はありますか」「調査の仕事について知りたいので教えてください」など、先輩ワーカーへのざっくばらんな質問が飛び交っていました。参加された方々は、仕事のはじめ方や家事との両立の仕方など、疑問に思うことを質問。直接現役の在宅ワーカーに聞くことで、在宅ワークをはじめてみようという気持ちが強くなったようです。

参加者アンケートより

  • 託児サービスがあって助かりました。(20代)
  • 在宅ワークを県が支援していることがわかり、不安が減りました。在宅ワークを始めてみようと積極的に思えました。(40代)
  • パネリストのお1人の話が自分の希望と近く、参考になりました。(30代)
  • スキルがなくても在宅ワークができることがわかりました。(40代)
  • 相談会に出て、在宅ワークの仕組みや取りかかり方がわかりました。(40代)
  • スタートアップコース、スキルアップコースについて、相談会で詳しくわかり参考になりました。(40代)

 在宅ワーカー育成セミナー「入門コース」は、今後も開催されます。
日程をご確認の上、ぜひご参加ください。


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