在宅ワーカー育成セミナー<入門コース>(さいたま市)

  • 日 時:2016年10月3日(月)10:00~12:00(相談会 12:00~13:00)
  • 会 場:埼玉県男女共同参画推進センター「With You さいたま」4F
        セミナー室(埼玉県さいたま市)
10月3日(月)、埼玉県男女共同参画推進センター「With Youさいたま」にて「第9回在宅ワーカー育成セミナー(入門コース)」が開催されました。これから在宅ワークを初めてみたいと考えている方や、在宅ワークに興味のある118名の女性が集まりました。

「在宅ワークをはじめるにあたって」 講師:株式会社キャリア・マム 堤 香苗氏

初めに株式会社キャリア・マムの堤講師から挨拶があり、講義へと続きました。
堤講師は、「外勤のように職場への移動時間がかからず場所を問わずにできるのが在宅ワークの醍醐味です」と話します。

在宅ワークにはさまざまな仕事があり、始めやすい仕事の一つに「データ入力」があります。データ入力の仕事はブラインドタッチが必須ということではなく、正確さが問われる仕事。スペースの半角と全角、漢字の変換ルールなどを注意してできる力が求められているそうです。

データ入力のほかに、ライティングや音声起こしの依頼も多くあります。「一般的な日本語ができる方ならすぐにスタートでき、得意な分野をつくれば1本あたりの単価が上がっていくやりがいのある仕事です」と堤講師は続けます。音声起こしをしたいと考えている方は、データのやり取りをスムーズにする光回線がおすすめです。DTPの仕事をお考えで経験のない方は、会社などで1年間ぐらい勉強したり、職業訓練校に通ったりしてキャリアを積んでいくのが得策だそうです。
「在宅ワークという仕事を難しく考えずに、前向きな気持ちで聞いてみてください」と堤講師。内職と何が違うか、在宅の仕事でどんなところに気をつけるべきかなど、講義は続きました。

他にも、在宅ワークマネジメントという仕事があります。在宅ワークマネジメントは、前職でエクセルやワードなどを扱って事務をしていた方のキャリアが生かせる仕事です。キャリア・マムでは40名ほどの在宅マネージャーが全国で仕事をしています。

堤講師は「時間の制限も、定年もないのが在宅ワーク。自分のスキルや体調に合わせた働き方にチャレンジしてください」と受講生の皆さんの背中を押していました。

親子ルームでは、お子さんの傍らで熱心に講義を聞く受講生の表情が印象的でした。

パネルディスカッション「在宅ワークセミナー活用術!~先輩受講生トークライブ」

次に、昨年度開催の在宅ワークセミナー実践編「ライティング初級コース」を受講した岩崎さんと、同じく在宅ワークセミナー実践編「取材ライター・音声起こしコース」を受講した高野さん、在宅マネージャー業務を行っている中田さんを迎えて、パネルディスカッションが行われました。中田さんは広島にお住まいなので、ビデオ会議システムでの参加。スクリーンには自宅の仕事スペースにいる中田さんが映し出されました。


お子さんの幼稚園入園を機に在宅ワークを始め、今年で2年目になる岩崎さん。在宅ワークセミナーで得た知識を活かしてライターの仕事をしています。時間を自由にコントロールでき、お子さんとたくさん関わりがもてることに在宅ワークの良さを感じているそうです。その反面、仕事する時間の確保が難しい面もあります。そのようなときは、お子さんに言い聞かせたり、自分で気持ちの切り替えをしたりして時間をつくっているそうです。

岩崎さんは「在宅ワークを始めたころは、実父の闘病の介護と重なっていました。日中実家に帰り、夜中パソコンを開いて仕事するというスケジュールでした」といいます。現在も、その当時のスケジュールで仕事をしているそうです。堤講師に体のことを心配されると「日中にうまく睡眠をとっているので、体調にも不安はありません」との答えが。ワークライフバランスをうまくとって、無理なく仕事をこなしていることがうかがえました。

高野さんは、持病をお持ちということと家庭の事情もあり在宅ワークという仕事の形を選んだそうです。「毎日同じスケジュールでは稼働できないので、体調を優先して仕事をしています」と、高野さん。生活リズムを崩さないようがんばりすぎず、納期に余裕をもって仕事をすることが大切なのだそうです。 病気などのハンディキャップがあり外勤で働きにくい方でも、時間と仕事の量が調整できるのは、在宅ワークの強みです。


スカイプを通して話をしてくださった、広島県在住の中田さん。15年前にお子さんを出産し外出できない状況だったため、在宅の仕事を始めたそうです。現在はキャリア・マムで在宅マネージャーとして仕事をしています。

現在、中田さんのお子さんは中学生。「転勤族なので子どもが病気になったときなど頼れる家族が周りにいません。何かあったときに在宅ワークは日程調整しやすく、今のライフスタイルにぴったり合っています」と中田さん。仕事が重なると家族が後回しになってしまうこともあるので、計画を立てて仕事に取り組むようにしているそうです。中田さんは在宅ワークを始めて4年目。仕事をするうちにパソコンのスキルが上がっていくのも魅力だそう。在宅の仕事で一番大事なことは、「まめにコミュニケーションをとること」と話していました。
「スケジュールに余裕をもって仕事を請け、納期まで余裕をもつことが大切です」と高野さん。納期前倒しで提出できるよう、予備日を設定して仕事を請けることがポイントだそうです。

岩崎さんは「まず取り組んでみることが大事。在宅ライターの仕事はちょっと隙間時間でもできます。気になったらチャレンジしてみることをおすすめします」とメッセージを送っていました。

今年度の講座紹介 株式会社キャリア・マム 堤 香苗氏

パネルディスカッションの後は堤講師から、平成28年度の在宅ワークプログラムの紹介がありました。

「スタートアップコース」は、午前中2時間×3日間の集合研修と、2か月間のOJTトレーニングの両方を受講。Eラーニングではパソコンの基礎知識を始め、お仕事をするにあたって必要な契約、営業についても学べます。Eラーニングはパソコンがあることが必須なので、パソコンと通信回線が整っている方に受講していただきたいコースです。第8回目は狭山市で開催することが決定しています。

「スキルアップコース」を受講するには、まず面接を受ける必要があります。30分程度の面接に合格をした方、各コース20名が学ぶことができます。在宅ワーク業務に使える専門的なスキルを磨くコースです。
 ※ライティング基礎コースとWEBスタートコースは7月22日に、音声起こしコースと在宅秘書コースは9月26日に、チラシ制作・画像編集コースとライティング応用コースは10月24日に締め切りました。

ほかにも、先輩在宅ワーカーとお話ができる「在宅ワーカー交流会」や、仕事を受けたい在宅ワーカーと仕事を依頼したい企業とのマッチングをする「ビジネスマッチング交流会」を開催。交流会では、名刺が作成できるコーナーがあり、ワーカー同士の仲間づくりの場になっています。ぜひ足を運んでみてください。

在宅ワーク相談会

セミナー終了後の「在宅ワーク相談会」では、堤講師、パネリストの岩崎さんと高野さん、キャリア・マムの在宅マネージャーが参加しました。

相談会に参加された方々は「在宅ワークと家事は両立できますか」「休みはどのようにとっていますか」など、先輩ワーカーに現在のワークスタイルについてフランクに質問していました。現役の在宅ワーカーと直接話をすることで、在宅ワークへの疑問が解決し、仕事を始めてみようという意欲が湧いたようです。

参加者アンケートより

  • 子どもとの時間を大切にしながら、社会とつながって仕事をされている方がたくさんいるとわかりました。励みになります。(40代)
  • 実際に在宅ワークをしている方がお仕事を始められたきっかけや、お仕事をしている様子などが具体的でわかりやすかったです。(30代)
  • 自分が思っていた在宅ワークのイメージが確立しました。(20代)
  • 在宅ワークをたくさんの人が希望していることがわかりました。(50代)
  • メリットだけではなく、デメリットや心がまえもしっかりと伝えてくれたのがよかったです。(30代)(40代)
  • 相談会で、仕事について具体的な応募の仕方や納品の仕方など詳しくお話が聞けたのがよかったです。(40代)
  • 相談会で皆さんとお話したことで、背中を押していただいた気がします。ありがとうございました。(50代)

 今後もさまざまなイベントが開催されます。 日程をご確認の上、ぜひご参加ください。

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