在宅ワーク育成セミナー＜初級コース＞は、１回3時間、2日間の連続講座です。受講生は集合型研修で在宅ワークについての基礎知識や心構え、在宅ワークの仕事の探し方や応募方法など、在宅ワーカーとして一歩を踏み出すための知識を習得し、並行して自宅のパソコンを使ってeラーニングや疑似業務に取組みます。受講後、在宅ワークの仕事を始めることを目標としています。

今年度は年間6回、Zoomミーティングを使用し開催します。希望者はサテライト会場にてセミナーを視聴できます。6月は第1回目の開催となりました。

 

はじめに、講師より2日間の流れや受講上の注意点について説明がありました。

 

次にZoomのブレイクアウトルーム機能を使用して、グループワークを実施しました。サテライト会場参加者は新型コロナウイルス感染拡大防止に留意して対面で行いました。小グループで自己紹介とワタシの働き方プランの発表を行った後、在宅ワークに必要な知識を学びました。また、自宅で行うeラーニングの受講方法や疑似業務についての説明がありました。

 

その後1週間の行動予定を書き出し、「パソコンに向かえそうな時間」を考える個人ワークを行いました。1日目の宿題として、「タイムスケジュール通りにパソコンに向かいeラーニングや疑似業務に取り組む」、「仕事に応募する」という課題が出ました。

 

最後の質疑応答では、次々にチャットに書き込まれる質問に講師が答えます。多くの質問が寄せられ、順に回答しました。時間内に回答できなかった分は2日目の始めに回答することになりました。

 

1日目に回答できなかった質問と1日目の研修終了後に実施したアンケートに寄せられた質問への回答からスタートした2日目。講師による質問回答が終わると、応募した仕事や疑似業務について話し合うグループワークを行いました。次にいくつかのトラブル例を見て、その対応策について受講生が発表しました。的確な回答に、在宅ワークに対するみなさんの関心の高さがうかがえました。

他にもビジネスマッチング交流会などで使用する名刺や仕事を獲得するための自己紹介シートの作り方について講義がありました。

ミニ交流会では小グループに分かれ、質問や情報交換などを行いました。

2日目までに疑似業務を納品したり、仕事に応募されたりした方が多くいました。みなさんの在宅ワークの第一歩が素晴らしいものとなりますように、応援しております。

• 自分らしく、私生活も大切にしながら働ける方法を考える機会となりました。（30代）
• 疑似業務は仕事のイメージができたので良かったです。すべてやってみたい。（50代）
• メンターさんのサポートがきめ細かく、頼りにさせていただきました。（40代）
• グループごとに話が出来たりするので、色んな方の話が聞けて仲間がいるなと思い勇気づけられました。（30代）